限界ソーラー発電所の発電量の推移グラフ(大小パネル別)と2023年6月24日の大パネルの発電・需要グラフ

夏至をすぎた。パネルの固定がとりあえずはできて、梅雨も明けつつある。昨日は晴れて、午前中から午後早くまでは沖縄特有の叩きつけるような日差しになった。ここらで現在の状況を示すグラフをアップしておこう。

まずは発電量の推移グラフ。

限界ソーラー発電所の発電量推移

小パネルが赤、大パネルが青の積み上げ棒グラフだ。発電量がめちゃめちゃ増えてるのは大パネルのおかげだけど、小パネルも案外頑張ってるのがよくわかる。

また、発電量が比較的安定してる大パネルに対して天気が悪くなると極端に落ちる小パネル、なんてこともわかる。これはパネルの製造技術の世代差かなと思う。

そして昨2023年6月24日の発電&需要グラフ。

晴れた日の大パネルの発電量(赤)と需要量(緑)

大パネルは昨日みたいに叩きつけるような日差しになると使い切れなくなって発電をサボる。需要+2kWくらいで頭打ちになってグラフの頂上が平坦になってるんだけど、これはバッテリーの充電電流を40Aに制限してるから。そのとき家で消費してる分を除くと、50V x 40A = 2000W(2kW)までしか発電できない。また、この電力量上乗せ分(赤領域が緑より高い部分)の積分値にも限界があり、バッテリーの充電可能容量である7kWhくらいで止まる。昨日は午後3時すぎに曇ったため、おおむねちょうど充電完了したようなグラフになったが、日没まで晴れてても同じような形のグラフになったものと思われる。

これを日照量に比例したキレイな山形にするには、バッテリーを足して受け入れ電力(アンペア数)も充電可能容量(kWh値)も増やす必要がある。まだバッテリー足りもうさん(西郷さん)。

緑の需要曲線は傾向として昼間に下がる。これはウチの昼の電力需要が小さくなるからではなく、小パネルがグリッドタイインバータで接続されているから。

グリッドタイインバータはコンセントに接続し、そのとき家で使ってる電気を打ち消すように働く。つまり小パネルが発電した分だけ需要が下がって見える。本来、昼間はエアコンが太陽熱を打ち消そうと頑張るので需要はむしろ高まってるが、見かけは下がる。

12時、13時、14時あたり、雲がかかったタイミングで赤の大パネルの発電電力が下がるとともに、需要がスパイクしてるように見えるのがわかると思う。これは需要が増えてるのではなく、小パネルの発電量が落ちることで削られていた真の需要があらわになっているということ。

小パネルは常に全力、大パネルが調整を担ってる状態で、ちょっとおもしろい。

ボトルネックは完全にバッテリーなので、もうちょい増強したい…と思ったら1ドル143.7円…。

https://finance.yahoo.co.jp/quote/USDJPY=FX より

勘弁してくれ〜。