スマホで音声入力してみたら物凄く便利であることがわかった。
入力の速さ、変換の「わりにマトモ」さ、開始のハードルの低さなどが、いつのまにか実用に達していた。もうオレは基本を音声入力にしたい感じ。
翻訳家とかやっていると、PCで文章を書くのは普通の作業で、長文短文なんでもとにかくたくさん書く。手書きよりキーボードのほうがはるかに速くて、ああパソコンのある時代に生まれてよかったなと思う。
ところが音声入力はキーボードの10倍くらい速い。
これは考えてることの断片をすくい上げよう、という需要を非常によく満たすもので、考えたこと、感じたことを素早く拾うことができる。
録音メモというのはこれまでもあったけど、録音ファイルは内容をブラウズすることもできず、検索もかからない。これに対して音声入力は、喋った内容がそのままテキストになる。ざっと見ることもできれば、全文検索もかけられるので、なんでもキャプチャしておけばよい。
考えたことを捨てずにすむ。整理する必要はなく、検索すればよい。
俺はこういうものを求めていた気がします。
自分の中身を全部ダンプしてしまいたい。