car in, car out

2024/06/15

エブリィでおでかけ。オイルをモリモリ燃やしちゃったりO2センサのエラーが出るけど元気なクルマ…のはずが、ちょっと調子悪いというのでチェックを兼ねて近場のショッピングセンターまで乗る。

乗ってみるとけっこう調子が悪い。1気筒死んでる感じで、ショッピングセンターの三階駐車場まで上がったらパワーがぜんぜん出ない。これでエラーコードはO2センサのみなのは何でなんだぜ。

と思いながら不在者投票とお買い物して、帰ろうと乗り込んだら始動しない。

上でエラーコードと書いた通り、このクルマにはELM-327アダプタ*1が差しっぱなしになってる。始動不良でさすがに何か出てるかと思ったけど、スマホのOBDソフトで故障コードを調べるも何も出ず。わけがわかりません。

何度も何度もセルを回すが、たまーにパスンと爆発音がする気がしないでもない…くらいのダメっぷり。動きそうにない。

バッテリーまで死ぬと困るので張り紙をして歩いて帰った。

2024/06/15

リチウムイオンジャンプスターターを2個持って再訪。2個とも使い尽くすくらい回してみたけど、今日はもうプスンとも言わない。

不調ならある程度原因がわかるものだ。たとえばコイルは各気筒分割なので1個死んでも残りが動くので調子が悪くても始動くらいはできる。コンピュータが死んだらOBDに出る。プラグは換えて1年くらいのはずだし、吸排気系も爆発くらいはする。まったく音沙汰がなくなるといえば燃料系が怪しいけど、燃料タンクのキャップから音を聞くとポンプは動いてる。わけがわからない。

知ってる症状で似てるものといえば、昔タイミングベルト車でベルトが飛んだ時みたい。だけどスズキのK6エンジンはタイミングチェーンである。

自力の手には余ると判断。任意保険についてるレッカーサービスを呼んで馴染みの整備工場に持っていった。

2024/06/19

工場から連絡。始動試験中にエンジンが完全にロックしたという。

見にいったらリフトに乗ってて、クランクをメガネで回せるようにしてあったので試してみた。でも何かが噛み込んでる感じで前にも後ろにも動かない。

これは基本的にエンジン載せ替えで10万以上かかるという。半年後の車検で廃車・i-MiEVに入れ替えを考えてたので、もう諦めることにする。

ボディをニコイチのベースにするため譲って欲しいというので、ベルト交換で入庫してたティーダの工賃を負けてもらうことにした。あとエブリィの代わりのクルマの車検が通るまで代車を借りていてよいということになった。

2024/06/22

整備から帰ってきたばかりのティーダがエンジン不調。音を聞いたらこれは1気筒死んでる症状で、たぶんいつものようにイグニッションコイルからプラグに伸びてるブーツの絶縁が切れてるはず。と思ってバラしてみたら正解。Aliexpressで買っておいたブーツに交換して完治。

2024/06/25

昨秋車検が切れて以来保管していたアルトの整備がだいたい完了。仮ナンバーを借りてきてつけた。洗車するとすごくキレイ。

2024/06/26

車検の前に予備検屋で見てもらったらドライブシャフトブーツ切れを指摘された。えっ?! 確認したけど実はピンホールでも開いてたか? と思ったら、チェックしてなかったインナーブーツが派手に切れていた。4ラウンドの予約でとても間に合わなそうだから持ち帰り。部品屋に寄って分割式ブーツ購入。店欠品で2時間後に入荷したのを取りに行き作業。

ついでにクーラーガスの補充。このアルトはクーラーガスが少しずつ漏れてる。年1くらいで補充すれば問題ない程度なので長らくそのまま。今年はまだ効いてるから大丈夫、と思って今日炎天下を乗っていったら効きが悪くて灼熱地獄だったので。

あと軽自協サイトで今日の予約の取り消しもした。翌日の予約は取れなかったけど、たぶん明日になったらキャンセルが出る。

2024/06/27

予想通り。全部X印で埋まってた今日の検査予約だが、1ラウンドが始まるくらいの時間になったら4ラウンドが○印になって予約可能に。

4ラウンドで予約しても空きがあれば早いラウンドに入れるので午後イチで行ってみたところ、検査レーンはガラガラですぐに入れた。サイトの予約設定数が少なすぎる印象。

昨日予備検でライトの調整なんかも済ませてたので、一発合格でした。

役場で仮ナンバーを返し、工場で代車を返し、ビールを飲んでいろいろ終了。


エブリィのエンジンが壊れた原因はけっきょく不明。とはいえ推測は立つ。

このクルマはオイルが大量に消費されるようになって数年になるが、K6Aのオイル下りは基本的にバルブステムシールの劣化によるもの。長年放置でバルブステムシールがさらに劣化してバルブがシリンダー内部に落ちこんだ、と考えると色々と納得がいく。

ただこれでも全気筒爆発しなくなったことは説明できない気がする。もしかしたらタイミングチェーンが切れるということもあるのかもしれない。

いずれにしても吸排気系が壊れて回転がロックされることがありえる、ということを知っておくのは重要な気がする。オイルが燃えるようになったらあまり放置せずにヘッドのオーバーホールをすべきだろう。