溶接鋳掛け

世にも愚かな遊びをした。名付けて溶接鋳掛け!

どこが愚かか。

  • 手間がかかる
  • 費用がかかる
  • 直らない

の三拍子が揃ってるところ!!

直らない!!!!

…いや、上手い人ならちゃんと直るんだろうけど。手間も費用も大したことないんだろうけど。オレの腕と道具ではこんなもんです、という現状報告ですねこれ。

経緯はこんな感じです。どうぞお楽しみください。

1. きっかけ

30年くらい使ってる中華鍋に気がついたら0.5mmくらいの穴が開いてた。 揚げ物をしたらコンロが油まみれ。

2. ちょいと溶接。

小さい穴だけど周りも薄くなってて、溶接の火花を飛ばした瞬間穴が広がるので、地面に置いて無理やりビードを盛り上げ、裏からも盛り、ディスクグラインダーで削る。

3. 完成…してない。

まあまあうまく出来たと思ったけど、なんか巣が入ってるとこがある。

4. 戦線拡大

ちょっと盛るつもりがうまくできず、範囲が広がるたびに新しい穴が開く泥沼。とはいえなんとか全部塞ぐ。

5. Blindsided

油を張ってみたところ、関係ないとこをグラインダーでちょっと削った部分から漏れてる。

6. 新たな問題

そのあたりの鍋底はだいぶボコボコしてたので、板金ハンマーで叩いてみたら紙みたいな感触でシワだらけに

7. 全面戦争

しかたがないので全面的に盛り上げる

8. たたかいの日々

がんばって削って…まだ穴があるからもうちょっと盛って削る

9. 5回くらい繰り返す
10. 終戦…ではない

ようやく全部ふさがり、水を張ってももう漏れない、と思って熱して油を張ったら漏れる。

仕切り直しです。TIGとかほしい…。

いや、道具の問題じゃないw