本年度の子供教室終了

オレが小学生向けの証明の導入として使った論理がそのまま書いてあるページを見つけた。前に検索したときは存在してない感じだったので、メジャーじゃないことにちょっと驚いたのだが。その論理とは、正多面体が5種類しか存在しないことをオイラーの多面体定理を使わず、また不等式を明示的に使わずに示すやつだ。

jhs.js.doshisha.ac.jp


今年の教室は11月12月の2ヶ月6回しか開催できず、正多面体を作りながら証明の導入をやる、ということはできなかった。証明とはなにかを明確にしないと証明のありがたみもわからないので2週くらいは必要だけど、今年これに使えたのは0週である。

今日は最終回というか、学校に負担をかけない形の閉会式だけやってくださいと言われて、しかたがないので写真をプリントしていった。開催できた6回、および、12/24に屋外完結のピザを作る会をやったので、写ってる人数分をプリントし、一人分ずつ小袋に入れて持っていった。あと、3Dプリントしたパズルやオブジェ的なものを1人あたり大小2つ配ろうと思い、20ばかり持っていった。

ところが来たのは6年生の3人だけである。学級閉鎖が5年生をはじめあちこちで出てるため登校してない子がいるのと、1月2月に開催できなかったことで習慣が消滅し、忘れられた感じ。ワクチンのあった今年度の方が昨年度よりも受けた影響は大きい。

来てた3人はピザ会にも来ていた子たちで、プリントしていった写真も多かった。最大限に楽しんだからこそ今日も来たし、写真にもよく写っているのだと思う。

これから中1になると足を引っ張られることも多いけど、根拠のない自信を持つこと。きみたちは大丈夫です。という話をし、3Dプリント品は1人2個とはいわず山分けにした。パズルで周囲の大人を困らせるといい。それがキャラ立てになる。

来年はもうすこし沢山やりたい。

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