インドカレーを楽に作りたい

雑にインドカレーを作る方法を探索しています。いわゆるバターチキンカレーとかの、ペースト状の野菜で肉を煮込んだ基本的なやつが好きなんですが、この種のカレーはタマネギのすりおろしたのを炒めるとこが非常に面倒なので、ここを省力化したい。

ここのところよく使っていた方法は、荒く切ってミキサーに突っ込んでペースト状にしたタマネギを、炒めずにどんぶりに入れて電子レンジにかけ、10分ほど加熱することで水分を飛ばす方法です。この方法は焦げ付いたりしにくく、基本的に放置できるので、「ぜんぜん火が通らないのに強火にすると焦げ付きやすいドロドロを延々とかき混ぜ続ける」という苦行からは開放されます。

ただこれも、まだちょっとめんどうくさいです。一度に調理できる量が丼の大きさに規制されること、端のほうが乾いちゃうこと、ときどき混ぜるなどしようとすると、丼も熱々になってるので案外手間がかかります。

それで今週は、薄い輪切りにしたタマネギをそのまま油に突っ込み、弱火数十分放置で素揚げにしてみました。揚がったタマネギはなかなかきれいな飴色の物体に仕上がり、弱火なのでちょっと焦げたところも焦げくさくありません。

これを他の野菜(人参、大蒜、生姜)とともにミキサーに掛けると、おおむね均一の野菜ペーストができあがりました。

あとはこれを鍋に入れ、安いぶつ切りの鶏とトマト缶(ダイスカット)を加え、さらに全体と同量の水を注いで混ぜ、コリアンダーシード、クミン、ターメリック、胡椒、唐辛子類を入れて火にかけます。

半分に煮詰まったら、塩で味を整えて出来上がりです。

皿に盛ってから、シナモン、カルダモン、ナツメグクローブ等の「甘い」スパイスを振り掛けて出しましょう。うちではこのへんのスパイスを混ぜたものを仕上げ粉として冷蔵庫に常備してあります。

なかなかおいしいですよ。

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できあがり