3分間モデリング

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カエルの石鹸箱

高校生だった姪が初めて一人でニューヨークに行ったときに土産に貰った石鹸箱。

かわいいデザインでずっと愛用してるんですが、排水穴が付いてないので水がたまり、石鹸が溶けるのが困りもの。

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穴がない

ナイロンたわしの小さく切ったやつとか置いて対応してましたが、ぜんぜん完璧じゃなくて、どうにかならないかとずーっと思ってました。

ところが先日作ってしまったコースターを見ててひらめきました。

このハニカムインフィルだけ使ったら、良い具合のスノコができるんじゃね?

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皿になるはずだったコースター

 

というわけでモデリング

Fusion360で長方形を描いて、角を思い切り丸めてから

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最初のスケッチ

5mmの厚さに押し出して、

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押出

ちょっとだけ面取りして、STLファイルをエクスポートするため、クラウドにセーブします。

STLが落ちてきたらPrusa Slicerに読み込んで、出力設定します。

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STL形式をPrusa Slicerに読み込む

 

まずは「プリント設定」を開き、

「レイヤーと外周」の「外壁」から「外周」を0に。

また「水平構造設定」の「ソリッドレイヤー」のトップとボトムもそれぞれ0に。

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設定1

さらに「プリント設定」を開き、

「インフィル」を15%のハニカムにします。

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設定2

これでプレート画面に戻り、右下のボタンでスライスを実行すると、こうなる!

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インフィルだけのオブジェクト

右下のボタンが「Gコードのエクスポート」に変わってるので、このGコードを使ってプリント。

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Zonestar P802Qでプリント

 

出来上がりはこんな感じ!

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できあがり

もう石鹸も濡れません。

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洗面所へ