ピザ窯改修&試運転は大成功

近所の小学校の読み聞かせボランティアをやってるんですが、今季の最終日、お疲れ様会とかやりたいねー、ひさびさに鴨澤さんちのピザが食べたいよね〜、と言われました。そういうのは断らないことにしているので、その場で日にちと時間を決定。24日の金曜に開催しました。

うちのピザ窯は性能がイマイチなため薪の消費が強烈で、薪割りに疲れてここ1年半ほど使ってません。レンガの間を埋めた土は雨で流れ、草まで生えてます。薪も丸太のまま積んである。

それでこの際に、前から気になってた窯口を作り直してぐっと低くし、でこぼこになってた窯床も平らに直し、ガタガタの本体もある程度組み直しました。作業は泥縄式に前日の夕方に。すべてが終わって家に入ると23時ちょっと前でした。

翌日朝から火を入れてみると、窯口を下げたのがやはり良かったようで、性能がかなり上がりました。レンガの隙間を埋めてた泥はあんまり乾いてなかったんですが、午前中しか来られないと言ってた方が来なかったため、昼にはよく乾いて余熱も十分になりました。

けっきょく集まりはじめたのは午後2時をすぎてからで、10名で8枚のピザを食べました。

注意 これは写真で自慢する記事です。みせびらかしますよ〜。


1枚目 マルゲリータによるテストピース
これが


こうなる。



窯に入れてすぐ周縁部が膨らみ始め、チーズがぐつぐつ言い出した。よし!
でもまだちょっとばかり火力が低く、小さいのに焼きあがるまで5分近くかかりました。


2枚目 吊るしベーコンとアスパラが長いピザ
火力をさらに上げて、ここから本番です。まずはベーコンとアスパラをどかんと載せます。

こうなる。

アスパラさいこー!!



3枚目 キノコとバジルのピザ

焼き上がり図が無いんですが、差し入れで頂いたバジルをあとからたくさん載せました。生モツァレラと組み合わせたんで、マルゲリータのキノコのせ、と言ってもいいかも。


4枚目 海鮮ピザ


窯の熱量がありすぎると表面だけ焼けたりするのではないかと思ったけどそんなことはなく、でかいホタテもすぐにおいしくなりました。


5枚目 マッシュルーム、生モッツァレラ、サラダ菜、生ハムのサラダピザ
これは最初にベースを焼きまして

こうなったところに

生野菜をどさっ!生ハムぱぱぱぱっ!




6枚目 マッシュルーム、エリンギ、しめじ、えのきのきのこピザ
焼きが素早いとキノコの味が濃い! いままで食べてたキノコピザは何だったんだというレベル。



7枚目 海鮮バルサミコかけ


エビと鮭はケッパーがよく合うんだけど、その方向でちょっと酸味を強化。すっきりした味わいで香りも良い。



8枚目 クワトロフロマッジオ

生モッツァレラ、ゴーダ&モッツァレラ、ダニッシュブルー、スブリンツ(スイス)、パルミジャーノ。ブルーチーズ多め、スブリンツ入りというのがめちゃめちゃうまかった原因だと思います。
5種のチーズが入ってるのでクワトロじゃなくてチンクエ・フォルマッジオ。
普通のオーブンだと、チーズを山ほど入れると中のほうまで火が通りにくく、生のままで食べるのと変わらない部分があったりするんだけど、これは完璧でした。もうお腹いっぱいだと思ってたのに一番うまいと思ったのがこの1枚です。

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新窯は熱持ちがよく、熾火でちょっと置いておいても、追加した薪に炎が上がれば準備完了。具をたくさん載せたピザでも5分以内に焼きあがりました。薪の本数もあまり使わずに済んだので、これからはかなり気軽に運用できそうです。